サリィの一大決心
※キャメロンの文章はサリィ訳にてお送りしますw
キャメロンは恐る恐る言いました。
「ねぇ、アメリカ国籍になるつもりある?」
通常、国際結婚というのは…
婚約者ビザ取得 → 仮(2年間期限付)永住権取得 → 本 永住権取得
っといった具合に面倒な段階を踏まえて進み、
それから数年後に”市民権を取得できる権利”がもらえる。
市民権を貰うということは、アメリカ国籍を頂くということ。
即ち、「日本国籍を捨て、アメリカ人になる」ということアール!
キャメロンは国家機密を扱う情報本部へ勤める事が決定していて、
米軍の中でも位が高く、大切な人材である。
そんな彼のお嫁さんが他国籍であっては、アメリカの都合が悪いのか…
彼は「ゆっくり考えてもいいんだ…」って言っていたけど、
ァチシに国籍を捨てるという決断をさせる躊躇というか…
うまくいえんけど、気を使ってくれたんだと思う。
上記したように、アメリカ国籍なんてそう簡単には貰えない。
ァチシだって、何年もかけてゆっくり考えて取ればいいと思ってた。
だけど、キャメロンがそんなことを聞いてくるのには絶対に理由があるはずだ。
彼は言った。
「もしアメリカ国籍になるなら、赴任する時に特別に国籍を取得できる。」
出た!
特 別 対 応 。+゚(゚´Д`゚)゚+。
やっぱり、ァチシが日本国籍のまま米軍人の妻として、
ベースの中に居住したり、機密情報を扱う者と一緒に居てはダメか…
ァチシは日本国籍を捨ててまで、キャメロンと一緒になりたいのかな?
何か、そんなことを少し考えてしまったりして、答えるのを躊躇した。
でも
決心ついた。
『これから生涯を共にする相手のために、
サリィがアメリカ国籍になることが必要なんだろう?
着いて行く相手が不利にならないようにするべきだ。
国籍が変わっても、サリィは日本人であり、わが子だから。』
そういったのは、両親だった。
国籍が変われば、日本に最大3ヶ月しか滞在できない。
パスポートも変わってしまうし、何より、家族とは違う国民になる。
日本の公的書類からァチシの名前が消えていく…
かなり悲しい感じもするけれど、両親の後押しで嬉しさも出てきた。
サリィ アメリカ人。
今まで22年間育ててくれた日本、ありがとう。
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